「象?それを言うなら、牛のほうが私は近いと思うけど」
「えぇ、絶対に象だよ〜」
フタナリの志摩子が性器を刺激されたときに発する独特の声。
あの「おおおっ!」というのは、動物の鳴き声に似ている気がする、
と祐巳が言い出したので、由乃は「牛」と意見を述べたが、
祐巳はやはり「象」だと言う。
しかしいずれにしろ、いくら話題がないからといって、
志摩子本人を目の前にしてこういう会話はいかがなものか。
「そもそも祐巳さんの認識は根本的に間違ってるわ。
志摩子さんを生き物に例えるのなら、もっとぴったりなのが他に…」
と由乃が途中まで言いかけたところで、案の定志摩子は目に涙を溜め、
今にも泣き出しそうになって肩をプルプルと震わせた。
「あ」
由乃と祐巳はそれに気が付き、揃って同じ声を発した。
(ほら、祐巳さんが象とか言うからじゃない)
(由乃さんの牛のほうがヒドイと思う)
諒察だけで会話が成り立つ二人は無言で言い合ったが、志摩子はいよいよ泣きそうになった。
「え〜っと」
そこで祐巳が慰めの言葉をひねり出そうとしたが、特に何も思い浮かばない。
なので、とりあえず子供をあやすように両手を広げ、
「ぞ、象さんも牛さんも、可愛いわよね〜」
と苦し紛れにおどけてみた。
何の慰めにもならない上、この期に及んでさらに『象』と『牛』という言葉をかけられ、
由乃が突っ込むよりも先に、志摩子はとうとう涙をポロリと流してしまった。
「あ、あれれ…」
「あーあ、泣いちゃった」
だが、二人はこれといって慌てるわけではなかった。
もちろん決して良くないことではあるが、それはせいぜい、
『ショートケーキを端から食べてて途中で倒れてしまった』という程度の残念さでしかない。
なぜなら二人とも、志摩子の機嫌をたちまちに直してしまう魔法のようなテクニックを持っているから。
「フフフ」
「うふふふ」
やれやれ仕方がない、という感じで二人は互いを見つめ合い、同じ動作でスカートの中に手を入れた。
そして、同時にパンツを下ろした。
「おっ、おぉぉぉ…」
数分後、志摩子は下半身を脱がされて大股を広げながら、
首を反らし、いつもの調子で変な声で鳴いていた。
余韻でヒクヒクと震えるペニスには、由乃と祐巳のパンツが一緒になって絡み付いていた。
柔らかいクロッチの部分はローション代わりに唾液が垂らされ、
それで丁寧に亀頭を包まれ、根元のほうは縛るように少しきつく巻いてある。
その状態で、グチュグチュ音が立つほど激しく手コキをされたのだ。
美少女の脱ぎたてパンツを使ってそんなことをされ、射精しないはずがない。
志摩子は三分と持たずに変な声を出しながら、真っ白なゼリー状の精液を、
透明な粘り気の薄い汁と一緒に、ビシャビシャと発射してしまった。
由乃と祐巳は、互いの顔に飛び散った精液を、仲良くペロペロと舐め合っていた。
「志摩子さん、すっかりご機嫌みたい」
「だってフタナリだもの、単純なのよ」
身も蓋もない由乃の言葉に、祐巳は気の毒そうな視線を志摩子に向ける。
「…志摩子さん、きっと一発出しただけじゃ足りないわ。ねぇ由乃さん、どうする?」
「そうね、どうしましょうか?」
祐巳と由乃はクスクスと笑い合いながら、全裸になる。
どうするかは、既に決まっていた。
「私が下になるから、由乃さんは上になって」
「うん」
祐巳は四つんばいになってお尻を高く上げ、由乃もまったく同じ格好をして、その背中に乗っかった。
「志摩子さぁん」
「ねぇねぇ、こっち見てよ」
体勢が整うと、二人は甘えるような声で、放心している志摩子を呼んだ。
すると彼女は本能的にその声に反応し前を向いた。
その瞬間、ぼんやりしていた目が、一気に見開かれた。
祐巳と由乃のお尻が自分のほうへ向けられている。
美少女二人のプリンとしたお尻が、
まるで鏡餅のように二段重ねになって、性器と肛門を無防備にさらけ出している。
「私達のお尻、どうしたい?」
「志摩子さんの好きにして?」
由乃と祐巳が誘うと、志摩子のペニスが跳ね、巻き付けてあったパンツが落ちた。
「よ、由乃さん、祐巳さん…っ!」
志摩子は大好物を差し向けられた動物のように、上下に並ぶ二つのお尻に飛び付いた。
そして彼女の普段のたたずまいからは想像も出来ない下品な音を立てて、
ジュパジュパ、ハフハフと吸い始めた。
「やだ、志摩子さんたら変態みたいっ」
「鼻息が嫌すぎる」
祐巳と由乃がそれぞれわざと否定的な感想を口にした。
それで興奮を煽られた志摩子は余計に夢中になって、
桃のようなお尻を交互に鷲掴みにし、頬を谷間に埋めて鼻先を擦り付けながら、
二人の性器にしゃぶり付いた。
すると由乃と祐巳は自分達のお尻のことを、
まるで『物』のような言いぶりで、わざと劣情を催すように志摩子に尋ねた。
「志摩子さん、それ、舐めてるだけでいいの?」
「これにおちんちん、入れたくない?」
「入れていいのよ、おちんちん」
「ねえ、入れて」
二人が畳み掛けると、志摩子はよだれを拭うことも忘れ、「いいの?!」と目を輝かせた。そして、
「い、入れたい!お願い、入れさせて!」
と懇願した。
まるで『入れないと死んでしまう』くらいの勢いだった。
「…プッ」
「クスクスッ」
天使のように美しい志摩子が口にするにはあまりにヒドイ台詞に、
由乃と祐巳は思わず噴き出した。
と同時に心の中では、女であることの優越感に満たされていた。
自分達の『性』が、フタナリの志摩子をここまで夢中にさせているのだから。
「じゃあ、おちんちんの根元をしっかり持って、私と祐巳さんの中に交互に入れてね?」
「イクときは、中はダメだからちゃんと抜いてよ?」
二人は優しくやり方を教えてあげた。
志摩子は言われた通り、
爆発しそうなペニスの根元を両手で左右から押さえ、まずは由乃のお尻に狙いを定めた。
とろけるように柔らかい割れ目に真っ赤になった亀頭を押し当てると、
プチュッと鈴口からガマン汁が溢れ、
それが由乃の穴の奥から分泌される愛液と混ざり合い、すぐにヌルヌルになった。
お腹をへこませるようにして、志摩子がゆっくり腰を突き出すと、ペニスは簡単に膣に入っていった。
「おぉぉぉ…」
志摩子が目を閉じ、半開きの口から満足そうに息を吐き出した。
そのままにしておいたら痛くなってしまうほど硬く勃起したペニスを、
作らないと隙間が生まれないほどみっちり詰まった
温かくてヒダがたっぷりの美少女の膣に根元まで入れるだけで、
志摩子にとっては十分すぎる快感だった。
「おっ、おおおっ…」
しばらく由乃の締め付けを味わってから、
志摩子はゆっくりと腰を引いてペニスを抜き取り、次は祐巳を味わおうとした。
由乃の愛液でヌラヌラ光った亀頭で割れ目を左右に押し広げると、
膣穴が空気を吸い込むプスッという恥ずかしい音が、一瞬した。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
その音に志摩子はひどく興奮し息を荒くして、待ちきれずに由乃のときより乱暴にペニスを挿入した。
ジュプププッ、と空気を押し出すように奥まで突き刺すと、
すぐさま膣壁が密着して、亀頭に吸い付いたきり離れなくなった。
「おおおおお!」
志摩子は歓喜して、口をすぼめて雄叫びを上げた。
由乃とは違うヒダの感触だが、祐巳の膣も素晴らしい締め付けだった。
「はぁー、はぁー」
一度叫んでから、志摩子は呼吸を整えゴクリと喉を鳴らし、ゆっくり腰を引いてペニスを抜こうとした。
入れるときが荒っぽかった分、慎重にやらなければいけない。
「おっ…、おおぅっ…、おおぅっ…」
だが、密着したヒダが亀頭を絞るように、大きく張り出したフチを一つ、また一つと
後ろから前へ過ぎてゆくたび、むしろ入れるときより大きな摩擦が起きて、
志摩子がたまらず途切れ途切れの声を発した。
それが中途半端でかえっておかしくて、由乃が堪えきれずに笑った。
すると、祐巳もつられて笑い出した。
「ちょ、その声、いくらなんでも、…アハハッ」
「由乃さん、笑っちゃ可哀想よ、志摩子さん頑張ってるんだから…フフフッ」
笑うことで祐巳の体が弱く振動すると、
不意に刺激が増えた志摩子はビクビクッと背中を波打たせ、息を飲んだ。
そして慌てて右手でペニスを握り直すと、
まだ半分以上が残っているペニスを、そのまま一気に引き抜いた。
ジュルンッ、という音と共に、急激に異物を失った膣穴から、愛液の粒が飛び散った。
祐巳が少し驚いて、声をあげた。
「きゃっ」
ちょっとちょっと、そんなに勢い良く抜いて平気なの?と由乃が問い掛けようと後ろを向いた瞬間、
「あ、遅かった」
と口走った。
志摩子はペニスを握り、小鼻を膨らませ、
「ほぉぉぉぉぉ…」
と変な声を発し、射精しようとしている真っ最中だった。
「え、何が遅かったの、由乃さん…?」
「お゛おおおおっ!!イ゛ク゛ぅぅぅぅぅっ!!!」
祐巳のとぼけた質問をさえぎるようにして、志摩子がいきなり叫び、射精をはじめた。
飛んでくる精液を見て、祐巳が先ほどよりも大きく「きゃあ!」と悲鳴を上げた。
ビュルルーッ!ビュビューッ!ビューーーッ!!と、鈴口からものすごい勢いで発射された精液は、
空中で糸状に数十センチの長さに達したところで切れ、
まず由乃のお尻の上にベチャッと落ち、形が崩れると同時に広範囲に飛び散った。
はじけた分厚い精液の膜は湯気を立てて由乃のお尻に張り付き、
表層の部分が滑って祐巳のお尻にもボタボタと滴った。
またいくらかはお尻の谷間へ落ちて一度溜まってから、
由乃の濃い陰毛を伝い、祐巳の割れ目にドロリと流れた。
こうして二人のお尻は、一分も経たないうちに、志摩子の精液で真っ白にコーティングされた。
「志摩子さん、二回目なのに早過ぎ…」
突然の射精だったが、直前に察知していた由乃は余裕があり、
お尻にぶっかけられながら小さな声で笑っていた。
するとやはり、最初は驚いていたはずの祐巳も、やがてつられて笑ってしまう。
「フッ、フフフ、アハハハ…」
だが今の志摩子にとって、早漏を美少女に笑われることは、興奮をより長引かせる材料にしかならない。
「お゛ぉぉぉ…」
志摩子はつま先立ちで、次第に硬さを失い前反りになるペニスを持ち上げ、
それでも精液をビュルビュルと発射して、由乃のお尻にふりかけた。
*
その後、ぶっかけられて余計にムラムラした由乃と祐巳は、
半勃ちの志摩子を高速手コキとバキュームフェラで責め立てもう一度射精させてから、
ようやく満足して彼女を解放した。
祐巳は由乃と一緒に帰る途中、困ったような口調で話し始めた。
「今日の志摩子さん、すごかったね」
「うん。最後は、結局泣いてたし」
「泣くほど気持ちが良かったのかしら?」
「もちろん。じゃなきゃ、射精しないもの」
「なんだか最近の志摩子さん、どんどんヒドクなってる気がするんだけど、由乃さんもそう思わない?」
「そうねー」
「二段重ねにした女の子のおしりに精液をぶっかけるなんて」
「ねぇ、AVじゃあるまいし、フフフ」
「え゛、由乃さん、AV見たことあるの?」
「な、無いけど。多分そんなだろうなぁって…」
「ああ、うん…。けど、志摩子さんはもしかして見てたりして」
「少なくともあの調子じゃあ、興味を持つのは間違いないでしょうね」
「どうしよう、落ちてる変なDVDとか拾わないといいけど」
二人とも言いたい放題だ。
そもそも全て自分たちから仕掛け、志摩子が自発的にやっているわけではないのだが。
しかし、加害者の認識など、おおむねこの程度である。
「ところで由乃さん、さっき途中になったけど、
『志摩子さんを例えるのにぴったりな生き物』ってなあに?」
「ああ、あの話?」
どこまで言ったかしら、と由乃は思い出してから、
「蚕!」
と極めて短い答えを述べた。
「蚕?」
予想もしていなかった単語に、祐巳はきょとんとして、
それから(虫はさすがに無いんじゃあ…)という顔をした。
「祐巳さんは知らないのね。理由を聞けば納得するわ」
由乃はやや得意げに、解説をはじめた。
「あのね、蚕っていうのは、散々人間に飼い慣らされて、自然に戻れなくなってしまった生き物なの。
もちろん、かつては自分の力で生きていたはずだけど、それはあまりに遠い昔で忘れてしまったのね。
だから死なないように、人間に世話されているわけ」
「へぇー」
「志摩子さんも、私達が筆下ろしをしなければ、
きっと一生、性欲なんて知らないまま生きていたはずでしょう?
それが今じゃあ、あの手この手で毎日発散させてあげないと、
それこそ『死んでしまう』くらいの雰囲気で、発情しっぱなしじゃない」
「うんうん、志摩子さんたら性欲の塊だもん」
「つまり、飼い慣らされてしまった志摩子さんは、もう私達無しでは生きていけないのよ」
「なるほど・・・。そう言われると蚕に似てるかも」
「でしょう?ま、本物の蚕は数日で死んじゃうけれど、
志摩子さんの場合、あと七、八十年は生きるはずだから」
「ずっと私達と一緒に?」
「そう。私と祐巳さんが、これからずうっと志摩子さんのお世話をしてあげるの」
「それは楽しそう」
「ええ、本当に楽しみ」
小悪魔達は「うふふふ」と、幸せそうに笑みをこぼした。
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